| 2004/01/29 「延安の娘」だより Vol. 12 |
| 新年、あけましておめでとうございます。
年明けそうそう、ねじり鉢巻で本を書いています。まだ仮のタイトルですが、「『延安の娘』への長い旅」。昨年、スタジオジブリ発行の「熱風」に連載させていただいたものをベースに、大幅な加筆修正をおこない、『延安の娘』というドキュメンタリー映画がどのようにして出来上がったのか、皆さんにお伝えしようと思っています。 この本には、ほかに2編のルポを収録する予定です。ひとつは、北京発のシベリア鉄道でモスクワを目指し、一獲千金を夢見てダウンジャケットなどを売りさばく「担ぎ屋」たちを追った、『西方に黄金夢あり』。もうひとつは、何度か作品のテーマに選んだことのある、ひとりっ子政策についてのルポルタージュです。 先日から何度もお伝えしているように、今年は16ミリプリントを貸し出すかたちで、各地の上映サークル、市民団体、大学、職場などの皆さんに自主上映会を主催していただき、全国各地を回りたいと思っています。目標は大きく、全国200箇所。3月か4月スタートを目指しています。本は、それにあわせて出版しようという計画です。 一冊の本にするには、400字詰原稿用紙で300枚必要です。自分に課したノルマは、1日10〜15枚。どちらかというと右脳人間の私には、たいへんな苦行となりますが、中国を撮りつづけたこの15年を振り返るいいチャンスでもあります。感動に打ち震えたこともたくさんある一方で、思い出すのも恥ずかしいことがらも少なくありません。ドキュメンタリーの現場がどんなものか、ワクワク・ドキドキ楽しく読める本にしたいのですが、さてさて、どうなることやら。 それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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